「清色城跡(きよしきじょうあと)」案内板のある入来小学校下の駐車場に到着。
とっても立派な案内板です。
「入来の歴史は、宝治元年(1247)に下校してきた渋谷定心から子孫によって受け継がれ、明治維新までの約620年間の入来院氏(渋谷氏)の動向を記してある「入来文書」等によって知ることができます」と記されており、渋谷氏が築城した清色城の成立時期は、永和年間頃と推定されるとの事。
中規模の面積で、南九州独特の土質であるシラス火山灰の自然地形を巧に利用しており、人工的に手を加えた空堀と曲輪を単体に独立させた造りとなっていた事、本丸、西之城、松尾城、中之城、求聞持城、物見之段その他の曲輪郡で構成されていると表示されています。平成16年9月30日に国の史跡に指定。
石段の上を見上げると、「入来小学校」の立派な門(清色城の大手門)が見え、子ども達の元気な声が聞こえてきます。入来院700年の歩みをしのぶことのできる歴史と伝統と自然に恵まれた環境の中、約150年近い歴史を誇る小学校でもあります。