薩摩川内市にある「藤川天神」は、鹿児島市の「仙巌園」と並んで、鹿児島の観梅スポットとして有名なところ。西郷さんの愛犬「ツン」の銅像もあるとのことで、訪ねてみました。
「藤川天神」に到着するまでの道路沿いには、紅白梅・桃等が見事に咲き誇り、気分わくわくで幸せ感いっぱい!!でしたが、現地に到着してみると、残念ながら、ほぼ蕾状態。開花が見られたのは、かろうじて数本。先週23日(金)のことです。境内には、次から次へと人々と車が押し寄せますが、皆さんのがっかりの声が聞こえてきます。どうやら奥地に入り込んでいる場所なので、今年は遅いとのことです。
この「藤川天神」は、学問の神様として親しまれる菅原道真公を祀り、「菅原神社」とも呼ばれているようです。
その道真公が太宰府に左遷され、さらに逃れて藤川北野の地に隠退、没したと言い伝えられ、毎年、大晦日から三が日、また受験シーズンには大勢の参拝客で賑わうようです。
境内の梅園には、道真公がお手植えされた一株が繁茂したと言われる、約150本の梅の木があり、このうち50株の梅が、竜のような姿形で咲き誇る「臥竜梅」とのこと。
見頃の時期には、薄いピンク色の花を咲かせ観梅客の心をなごませる、と人気のようです。
今現在の様子は、蕾が膨らんだ状態とのことで開花にはまだ至らず、こまめに確認して出かけたほうがよさそうです。