「ニコライ二世記念式典」開催日翌日(17日)の午前中、セルゲーフ・ミハイル総領事、及び、宮内庁 元式部官長の苅田吉夫さま、オレグ様ご夫妻他同行者と、鹿児島市役所本館正面玄関に集合。
国際交流課担当の案内に添って、本館2階の市長応接室へと移動。
市長室に入れるのは、事前申請のゲスト2名と同行者4名の計6名。開始前には、既に報道関係者の姿も見られ、市長室スタッフの方々も数名待機して、事前資料に基づき作成された座席表他の説明を受ける。そして定刻になり、入室。
森市長より、「皆様の歓迎の意味で、桜島が爆発的噴火をおこし、灰まみれになられたのでは?」との問いに、「地元モスクワでは火山が無いので、すっごくビックリしました」と総領事も率直なご感想。
「これからも、お互いの友好交流のために、アイディアをいろいろと出していただいて、情報交換させていただければ」と森市長。
苅田様も、ニコライ二世のことを知り特別に来鹿となられたいきさつや、恩師との60年ぶりの再会を実現なさったこと等、ご自分の体験を交えてお話なさいました。
ニコライ皇太子の足跡を理解し、なぜこの鹿児島に来たのかということ等、地元の青少年にもきちんと歴史を伝え、お互いの友好交流を深めていきましょうと、友好の輪が広がっていました。
最後に森市長より、鹿児島の伝統的工芸品である薩摩焼のお土産が贈られ、にこやかな雰囲気の下、記念写真撮影後、退室致しました。