打ち寄せる波と戯れながら、ひたすら歩き続ける人々と言葉を交わしたり、楽しそうにはしゃぐ子供たちの姿に感動したりしながら、ゆったりのんびりのペースで「知林ヶ島」に到着。緑の木々いっぱいの山肌のすそ野は、ごつごつの岩多し。
まず、記念に「渡島証明書」(100円)をゲットし、「南展望台」までの階段304段をのぼっていきます。急な坂道もありましたが、歩きやすく整備され、無事に到達。
「鳴らすと幸せが訪れる」と言われる「Chirin’s Bell(鐘)」を心を込めて鳴らしました。眼下には、「幸せロード」を渡る人々や、魚見岳、指宿市街地の絶景が広がって、幸せ感に包まれます。
知林ヶ島は、指宿市街地の北東、鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ、周囲約3km、面積約60ヘクタール、最高点約90mの無人島。霧島錦江湾国立公園に位置し、環境省の「かおり風景100選」にも認定されているとのこと。昔は老松が茂り、夜、この付近を通過する帆船の船乗りは、風に揺れる松林の音を頼りに航行したことから「知林ヶ島」の名が付いたといわれているようです。
島内散策ができるようになったのは平成20年度。遊歩道や展望台が整備され、反対側の北展望台方面等、手つかずの大自然が満喫できるパワースポットのようです。ぜひお出かけください。