「『君が代発祥の地』を訪ねたい」との松永刀雲先生のお元気な声に誘われ、吹上町坊野の「南洲翁手製の手水鉢」とゆかりのある関係者、永井先生と3人で、薩摩川内市入来町浦之名方面へと向かいました。親睦を深める美味しい昼食会を楽しみ、あちこち散策してからの出発となりましたので、到着は15時半過ぎ。降り続いていた小雨もやや小休止。
国道328号沿線の入来町日之丸地区にあります。「日之丸」地区との名称にも感激!
中世以来入来院氏の総社とのことで、この神社の例祭において、入来独持の「入来神楽」を奏し、神舞を奉納しているようです。
鹿児島県観光サイト情報によりますと、「この入来神舞『十二人剣舞』の中に国歌『君が代』が朗詠されています。このことから、国歌「君が代」の発祥を入来神舞の中に見いだせるとして識者の注目を集めています。」と紹介されています。
静けさの中、落ち着いた佇まいを見せる大宮神社。ここ入来は、君が代の歌詞の発祥地。そして、メロディーの発祥地と言われるのが、横浜にある妙香寺で、これまで3回ほど訪ねたことがあります。いずれも当時の薩摩力の凄さに大きな感銘をうけるスポットです。