薩摩川内入来町秘境の地「長野滝」。
西郷どん11話で、斉彬公が倒れたときに、西郷どんが無心にお経を唱え、斉彬公の無事を祈るシーンがありましたね。ドラマとはいえ、熱い演技に心打たれました。
そのシーンの撮影現場が、この「長野滝」です。撮影当日は、ロケ隊が約50人程来て、水量を調整したり、大事の撮影だったようです。
実は、4月初めに、オンライン情報を頼りに自分で行ってみようと車を走らせましたが、結局、入り口がわからず、姶良、蒲生方面まで行ってしまい、鹿児島市内への戻りも、山道のくねくね道の遠回りとなってしまいました。
そこで今回は、先日の入来方面散策時にお世話になった福元さんにお尋ねしてと、お電話差し上げたところ、ご親切に案内して下さることになり、バッチリの到着。
県道395号線を進み、入来峠近くの「山の口簡易郵便局」の信号から蒲生方面に向かいます。3キロ程進むと長野滝の看板があるので、そこからは、細い道を道なりに進みます。「長野滝まで60m」の看板が見えてきたら、車を止めて、滝まで歩きます。
すると、滝の音、水の流れ落ちる音とともに、眼前に現れた大きな洞窟の中に、一筋の滝の姿が現れます。ここが撮影現場か、と、洞窟の中に入って天井を見上げたり、滝つぼを見つめたり、不思議な感動の余韻を楽しみました。