きらめく湖面眩しい「藺牟田池」を取り巻く緑豊かな山々と、多様な動植物種が生息する貴重な自然環境が残り、市民の憩いの場でもある「藺牟田池自然公園」。
ずいぶん久しぶりに訪ねてみました。さわやかな空気と、柔らかな陽射しを感じながら、池の周辺散策開始。以前訪ねた時は、結構お店が多く賑やかだった気がしますが、今のこの時期は、さほど人出も多くなく、湖面に浮かぶ白鳥や鴨などの水鳥を眺めながら、のんびりと自然と戯れ、素敵なリフレッシュタイム満喫となりました。
藺牟田池は、直径約1km、最深約3.5mで7つの外輪山に囲まれた静かな池。
周囲約4kmの湖畔には、緑豊かな植物が植えられ、可憐な花々を愛でながら散策を楽しむことができます。


水鳥たちにも優しい快適自然環境の「藺牟田池」


「藺牟田池自然公園」駐車場に車を止めて、前方に広がる藺牟田池の方に進むと、ボート乗り場周辺に、真っ白い白鳥と鴨たちが仲良く泳いでいる姿が目に飛び込んできます。
どうやら、餌をもらうために右往左往しているようです。
白鳥、鴨の動きを眺めていると、結構、人慣れしていて、ほとんど警戒心は無いようです。眺めているだけで、心身ともに癒やされ、いつまでも一緒に遊んでいたい気分です。
天然のため池である藺牟田池には「浮島」と呼ばれる泥炭が300近くあり、極めて珍しい低層湿原で、国の天然記念物に指定されているとのことです。そして「希少野生動植物種であるベッコウトンボや水鳥の生息する重要な湿地として、2005年ラムサール条約湿地として登録されました」と案内板でも紹介されています。
水鳥たちにも優しい憩いの場となっているようです。