• 1984年、第1回「東宝シンデレラ」で3万1653人の中からグランプリに選ばれ、芸能界入り。この年の映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビュー。このとき映画内の挿入歌「潮騒の詩」も歌い、歌手としてもデビューしている。
  • 映画『ゴジラ』(1984年、東宝)で、第9回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。挿入歌「さよならの恋人」も歌唱。
  • 1985年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインを演じ、人気と知名度を全国的に定着させた[1]。その後も天然の美貌と笑いを愛する関西人的なノリのギャップを活かし、主演級での出演を中心としてシリアスな役柄から喜劇タッチのコメディーまで、ドラマ、映画、CMなどで型にはまらない役者ぶりを見せ、多方面に活躍を続けている。
  • 1999年10月にスタートしたドラマ『科捜研の女』第1シリーズ(テレビ朝日・東映)に京都府警科学捜査研究所の法医学研究員・榊マリコとして主演した。同作はシリーズ化され、初期は低迷気味だった視聴率も2005年頃より安定して長寿番組となった。2018年10月より第18シリーズが放送中。
  • 第9回『24時間テレビ』(1986年、日本テレビ系)ではチャリティー活動に取り組み、パーソナリティーを務めた。
  • クイズ番組初出演は2013年4月29日放映の『ネプリーグSP』(フジテレビ)。
  • 2015年、第23回橋田賞を受賞。
  • 同年、京都府警察のイメージアップに大きく貢献したとして、同本部より感謝状を贈呈された[7]
  • 同年、第13回クラリーノ美脚大賞・特別賞を受賞。
沢口康子
  • 容貌の美しさは小学時の恩師から「とにかく光っているなっていうのが第一印象ですね。芸能人になってもおかしくないやろうなと思いました」(要旨)と語られていた。高校生時には「沢口を守ろうと」言う親衛隊もいっぱいいた事が沢口の地元で伝説として語り継がれているが、沢口本人は「私は知らないんですよ」と、当時の親衛隊の存在を把握していなかった[9]
  • かつては清純派女優という印象が強かったが、金鳥の「タンスにゴンゴン」のCMでは、田中眞紀子風の政治家やマリリン・モンロー風のセクシー歌手、泉州弁で毒舌を吐く汚れた雛人形やパンクロッカーなどに扮して出演。それまで見せなかったコミカルな面が好評で話題となる。またこれをきっかけとして、近年では地元大阪でのCMならびに番組出演や、舞台『女ひとり』のミヤコ蝶々のように、大阪にゆかりの深い人物を演じることも多くなっている。
  • 1988年、当時の阪急東宝グループの一つであった阪急ブレーブスが、1000万円の費用をかけ、球団を紹介する3分間のビデオ「Let’s Go Braves」を500巻作成、球団スカウトに携帯させたほか、ドラフト会議指名候補の有力選手を抱える大学、高校の野球部に約250本を送っており、その中で沢口は「みなさん、阪急ブレーブスをご存じですか?実は、私も所属している東宝と同じ阪急東宝グループの仲間なんです」と語りかけていた。しかしビデオが公開された1988年10月14日の試写会からわずか5日後、同球団がオリエント・リース(現在のオリックス)により買収されることが発表されたため、発送されたビデオはすべて回収されている。
  • 朝日新聞2010年9月25日付のbeランキング「心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果では、『澪つくし』のヒロインだった沢口が第4位にランクインした。
  • テレビドラマ『HOTEL』で高嶋政伸が演じる赤川一平が言う決まり文句「姉さん、事件です」の姉さん役は沢口であり、電話口での声のみで出演している。
  • 桑田佳祐の大ファンであり、2001年冬に放送された桑田佳祐の音楽寅さん(フジテレビ)にて、桑田と鎌倉をデートする企画があった。
  • 独身であり、熱愛報道も確認されていない。