鹿児島(鶴丸)城は、慶長6年(1601年)頃に、のちに島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城です。居館(現:県歴史資料センター黎明館・鹿児島市城山町)の正面中央には、御楼門がありましたが、明治6年(1873年)の火災で焼失しました。

県と民間の鶴丸城御楼門復元実行委員会で構成する「鶴丸城御楼門建設協議会」は、2020年3月の完成を目標に、御楼門の建設に官民一体となって取り組んでいます。

完成すると、高さ・幅とも約20mある国内最大の城門となり、鹿児島の新しいシンボルとなることが期待されます。