―心を無くした彼女は、身体を無くした彼と、旅にでる―
主人公の史織は東京生まれの高校生。周りの子から目立たないように、いつも周囲の顔色を伺っている。母・聡美は人工知能の研究者。研究熱心な聡美は、家にいる時間はほとんどない。が、史織に対しての教育熱は人一倍である。史織はおばあちゃん子で、祖母・菊江から習った祭の太鼓の演奏に興味、関心があった。しかし、聡美のしつけで太鼓を叩く機会を奪われてしまい、かつ不登校になってしまう。自分のやりたいことを見失ってしまった史織は、ある日、菊江の入院で鹿児島に行くことになる。菊江からの頼みで、史織は一人屋久島に旅立つ。その道中で、実は人が遠隔操作をしている分身ロボットと出会うーー。
TVのバラエティで活躍、父親の哀川翔さんとの共演でも話題の福地桃子さんが初主演をつとめる、2018年公開予定の映画「あまのがわ」。
▲女子高生の史織(イメージ)と分身ロボットのOriHime▲
一人の女子高生が、母親との心の葛藤から不登校になり、祖母の入院をきっかけに訪れた鹿児島、屋久島、種子島で様々な出会いを経て、成長する物語です。
昨年、約1ヶ月半に渡るロケを終え、現在、今冬公開にむけて準備中の本作には、今後の活躍が期待される多彩な若手俳優陣が出演しています。
▲「あまのがわ」ティザー映像公開! いじめで自分を見失った女子高生の史織。遭遇した分身ロボットのOriHimeと共に屋久島へと旅立つ。幻想的な場所で人や自然、食の大切さを体感、自分らしさを取り戻していく。果たして困難を乗り越え、目的の縄文杉にたどり着けるのだろうか。
主演の「福地桃子さん」、準主演の「柳喬之さん」、映画初出演で、劇中の演奏シーンも見どころ、テラスハウスで注目を集めたアーティスト「住岡梨奈さん」、R-1ぐらんぷりファイナリスト実績の「マツモトクラブさん」、そして、主人公の女子高生役として「渡邉幸愛さん(SUPER☆GiRLS)」、「佐々木七海さん」、「鈴木陽菜さん」、「園田あいかさん(校庭カメラアクトレス)」が出演し、さらには、チャイドルとして一世を風靡した「野村佑香さん」や、「水野久美さん」、「生田智子さん」、「杉本彩さん」といった実力派俳優陣が脇を固めています。
◆「あまのがわ」が生まれたきっかけ
実はこの作品は、実在の一人の肢体不自由な青年と、その青年の想いをはこぶ分身ロボットの物語から生まれたものです。
その青年の名前は、番田雄太さん。番田さんは4歳のときに自動車事故により肢体不自由となり、その後、20年以上寝たきりで過ごしました。どうにかして、社会とつながりたい、生きている意味を感じたい、と願う番田さんは、離れた場所にいても、コミュニケーションをとることがてきる、分身ロボット「OriHime」を使い、多くの人に会うべく行動をとりました。本作品の監督、古新舜と番田さんとの出会いが、この「あまのがわ」企画のきっかけとなりました。
映画「あまのがわ」は、収益の一部を自動車事故支援関連団体に寄付することを予定しています。このプロジェクトに参加することにより、自動車事故被害者の方への支援をすることができます。
◆ロケ地について
映画「あまのがわ」のメインロケ地は、今年明治維新から150周年を迎える鹿児島。
撮影にのぞむ主演の福地桃子さんは、クランクイン前に鹿児島市長を表敬訪問し、「私にとって鹿児島は思い出の場所です。特に屋久島は印象的で感動しました。映画初出演、初主演ということもあり、不安もありますが、この作品を通して私自身も成長できればと思います。人との繋がりがとても感じられる映画です。」と意気込みを語り、そして、全力でロケに臨みました。
◆キャスト紹介
福地 桃子 琴浦 史織 役オーディションを勝ち抜いて主役を演じていただいた福地桃子さん、映画初出演でありながら、長期のロケを乗り越え立派に主演をつとめました。
〈主役抜擢の理由〉
オーディションでは、冒頭から、その意気込み、圧倒的な存在感と、透明感に皆がひきこまれ、100名を超える応募者の中、満場一致で決定しました。監督はその起用理由を、彼女から滲み出る人間力によるところと話します。伝統的な鹿児島のおはら祭本番での太鼓シーンに向けても熱心に練習、役作りに励み、親との葛藤に悩む難しい役どころ、高校2年生の琴浦史織を演じきりました。
◆史織役・福地桃子さんコメント
福地桃子さんメッセージ>新たな挑戦ということで嬉しい気持ちや楽しみな事も沢山ありますが、初めての事だらけで正直今は不安な気持ちでいっぱいです。ですが、初めてだからこそ新しい発見は必ずあると思うので、この作品を通して成長できるように頑張りたいです。
◆ロケ地: 鹿児島県屋久島 種子島 鹿児島市内 東京都渋谷区
◆公開予定: 2019年1月
◆監督 / 脚本: 古新 舜 (こにい しゅん)
◆プロデューサー: 森 武彦、古新 舜、松本 沙織
◆撮影監督: 陣ヶ尾 達也
◆協力プロデューサー 田村 昌裕、安藤 大作、藤由 達藏
◆地域協力プロデューサー: 植村 耕二、黒坪 則之、満留 友和
◆キャスティング: 渡邉 直哉、柳井 宏輝
◆後援: 一般社団法人 日本テレワーク協会、独立行政法人 自動車事故対策機構、特定非営利活動法人 渋谷・鹿児島文化等交流促進協議会、NPO法人ロボットビジネス支援機構
◆協力: 鹿児島県、鹿児島市、屋久島町、西之表市、関東鹿児島県人会連合会、鹿児島市関東交友会、関東屋久島会、関東種子島会、米盛病院、城山観光ホテル、マリンブルー屋久島、島のタカラ、種子屋久高速船、株式会社鹿児島銀行、日本ガス株式会社、株式会社細山田商事、隆成会病院、太鼓打魁、デジタルハリウッド大学、全日本空輸株式会社、三井住友海上火災保険株式会社 他多数
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