「三州倶楽部 創立100周年記念式典」のスペシャルイベントとして、前半の式典終了後、太田弘子氏による記念講演が開催されました。
演題は、「これからの日本経済~大転換期をどう乗り切るか~」とのテーマ。大田氏は、現在、国立大学法人 政策研究大学院大学教授としてご活躍中です。
事前配布のわかりやすいプレゼン資料に基づき、テーマに沿ったお話が続きます。
1990年代から現在に至る、世界経済、日本経済の流れ、動向から、第4次産業革命(AI、ビッグデータ、loT、ブロックチェーン等)進展の今、日本企業の目指す方向性、大転換期を乗り切る方策等、ユーモアを交えてのお話に、会場の参加者も熱心な聴講タイム。
成長戦略として今やるべきは、「出ていくグローバル化だけでなく、海外から企業・人材・情報・マネーを集める環境づくり、生産性の向上と雇用改革、成長する分野への人材移動、転職して不利にならない労働市場づくり、そして税制・社会保障制度の改革が重要。」と熱い口調。
多様性・異質なものとの融合・変化を恐れない・気分は七掛け(精神年齢は実年齢×7)・日に新たに、、等々の言葉が強く心に残りました。そして、人材育成の重要性を再確認できたお話しでもありました。