「曽木の滝」は「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールを誇り、川内川上流に位置する、北薩摩を代表する観光名所の滝です。
この日は天気がとても良く、鹿児島市内から高速道路を使って、約1時間30分ほど車を運転して行ってきました。
大型駐車場も整備されており、無料で120台ほど駐車することができます。
駐車場のすぐ横には食事処・土産品店が軒を並べており、修学旅行生や旅行客の方が観光に訪れておりました。
清流で育った鯉や虹マス、鰻など伊佐の伝統料理と厳選食材を使った料理が食べれる「なりざわ」
薩摩が誇る自慢の黒豚や地鶏、地の新鮮な食材をふんだんに使った料理が食べれる「花むしろ」
曽木の滝銘菓「かっぱどら」をはじめ田舎菓子やお餅が食べられる「福姫かっぱ」
などお店も充実。食事を兼ねてお昼前に到着するのがオススメです。
ちなみに「滝のや」ではレンタサイクルを行っており3時間500円で1台借りることができます。周辺には「曽木の滝」以外にも多くの観光スポットがあるので、大自然の中を自転車でまわれます。
一帯は自然公園となっており、四季の彩りも美しく桜や紅葉の季節には多くの人で賑わいます。
お店前にある芝生の広場では、子ども連れの家族がシートを広げてピクニック中。すぐ近くにすべり台等の遊具もあり、桜も咲いており、大人も子どももゆっくりと時間を過ごせます。
こちらの神社「清水神社」といって、縁結びと安産の神様が祭られています。
昔から「清水神社」は出会いの場と言われ、特に祭りの日は、夜更けまで神楽が有り、境内は多くの人々で賑わったとのこと。この日も多くの人が「清水神社」に訪れ、境内にあるノートにそれぞれの想いを記していました。
「清水神社」の横にある長めの階段を降り、心地よい木漏れ日の中を進み、橋を渡ります。
東洋のナイアガラと称される「曽木の滝」のその豪快な姿は、評判もさながら、千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とその轟音に、訪れる人を釘付けにしていました。
滝の上流に架かっている旧曽木大橋を、現在撤去中のため、景観がもったいない点は惜しまれますが、撤去が終わった後の、大自然一色の「曽木の滝」をまた必ず見に来たいところです。
春はサクラやツツジが、秋には銀杏や紅葉が流れの中に鮮やかに浮かび上がり、季節ごとに訪れる人々を楽しませてくれるそう。島津攻めの帰路、肥後へ向かう途中に豊臣秀吉もその雄大な景観を楽しんだといわれています。
毎年11月の第2土・日には曽木の滝公園もみじ祭りが開催されます。滝のライトアップやステージショー、特産品展示即売会などがあるとのこと。ぜひ行かれてみてくださいね!
住所:〒895-2526 鹿児島県伊佐市大口宮人628番地41
アクセス:九州自動車道栗野ICから車で約30分、または人吉ICから約45分
駐車場:120台(無料)
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