昨年末、「平松神社」の宮司様(島津家ゆかりの島津 孝久さま)との出会いに恵まれ、関係者の方々とこの1週間で約3回もの会合に参加させていただき、不思議なご縁の交流が始まっております。
この「平松神社」は、戦国時代に活躍した島津四兄弟の三男であり、日置島津家初代の島津歳久公が最後を迎えた場所で、その供養のために兄の島津義久公が、1599年に「心岳寺」というお寺を建立した場所とのことです。
1月2日午後に、国道10号線沿いに位置する「平松神社」を初訪問。仙巌園から竜ヶ水を過ぎて重富方面へと向かう途中にあります。日豊本線も並行して走り、竜ヶ水駅と重富駅の中間地点あたり。
踏切を超えて参道を渡るので注意が必要ですが、ひとたび鳥居をくぐり参道を進んでいくと、目の前に広がる大自然と一体化した境内、社殿、ご神木、墓地、数々の特徴的な碑等に驚かされます。まさに歴史の宝庫!!
明治の廃仏毀釈で廃寺となった後、現在の平松神社が創建され今に至るようですが、かつては、歳久の命日である7月18日には、多くの人々が武者姿で参詣し、「妙円寺詣り」や「日新寺詣り」と並び、「鹿児島三大詣り」として盛大な祭典が行われていたと伺い、大自然のエネルギーみなぎる静まり返った境内で、ゆったりと歴史の重さ、時の移ろいを感じることができます。
島津孝久宮司がこの地に来られて約1年余りとか。荒れ果てていた神社再興に向けて、熱き情熱をもって奔走なさるお姿に感銘する人々の温かい輪が広がろうとしています。
背景には大自然の緑豊かな山々!
ふつふつと沸きいずる天然の水!
眼下に広がる青き広大な海!
目の前に構える雄大な桜島!
この4つの条件がそろっているところが素晴らしい!
私にとっても新しいパワースポット発見となり、身近な神社となりそうです。