ここは、鹿児島市内中心部にある島津家の庭園。島津家第27代当主島津斉興公が江戸時代の天保6(1835)年に造営した庭園です。国指定の名勝「旧島津氏玉里邸庭園」として、地元の人々から愛され、斉興公ゆかりのお茶室では、1年を通して定例茶会や庭園解説講座、琴の演奏会等が行われ、一般の人々も参加OKのイベントもある、素敵な場所です。
そして、この地も、「西郷どん」大河ドラマのロケ地として脚光を浴び、観光客の訪問もますます増加中とのこと。
説明板によると、玉里邸の諸建築は明治10(1877)年の西南戦争で焼失しますが、斉興公の五男、島津久光公が再築し、明治12(1879)年に上棟。その後、昭和20(1945)年の太平洋戦争によって茶室、長屋門、黒門を残して建造物は焼失したとの歴史があります。
その島津斉興や島津久光が住んだ、この玉里島津邸の跡地に建てられているのが、現在の鹿児島市立鹿児島女子高等学校の校舎。生徒のみなさんにより、これらの施設の清掃もなされているようです。
歴史的に価値ある黒門から中に進んで行くと、正面奥のお茶室を中心に、池と自然石と灯篭、緑の木々が見事に配された池庭が一望できます。まさに絶景!心癒される空間です。